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マイクロプラスチックごみがもたらす深刻な健康問題

マイクロプラスチックごみ

人間が生活をする上で日常的に排出しているごみには、環境だけでなく健康にも悪影響を及ぼす物があります。中でも深刻と言われているのがマイクロプラスチックごみです。
マイクロプラスチックは、海洋汚染の元凶とも言われている直径が5mm以下の小さなごみのことを言います。プラスチックと言えども、目で確認するのが難しいほど小さいサイズなら人の健康問題とは無関係と考えている人も多いですが、そんなことはありません。

海洋生物による影響

有害物質を含んでいるマイクロプラスチックが不法投棄などによって海に流出すると、魚を始めとした海洋生物がエサと間違えて捕食することがあります。
有害物質で汚染された魚を食べることで、人間自身も間接的にマイクロプラスチックによる影響を受けてしまうのです。健康被害は人によって個人差がありますが、主に病気に対する免疫力の低下、がんの発生率が高くなるといった研究結果が出ています。
ホルモン作用の阻害でそれまで健康体だった人が肥満気味になったり糖尿病を発症したという事例も少なくありません。

各自でプラスチックの削減を行う

地球規模の取り組みとして行われているマイクロプラスチックの削減は、一人ひとりの行動で変えていくことができます。
基本的な行動として挙げられるのが、マイボトルの持参です。外出をする時に、水筒などの専用ボトルを携帯して可能な限りペットボトル飲料を購入しないように心掛けることが重要になります。お店で食べ物を買った時に提供される、スプーンやフォークを受け取らないこともごみを減らす有効な手段です。
買い物で荷物を入れるレジ袋もスプーンと同じように素材にプラスチックが使われています。買った物は自分で用意したエコバッグに入れることを習慣付ければ、1人あたり年間300枚近いレジ袋の削減が可能です。

ごみが原因の健康問題は、時間をかけて徐々に体を蝕んでいくので、気が付き難いと言われています。地球環境だけでなく人々が健康で長生きするためにも、毎日の生活でできる限りごみを出さないように努力することが大切です。