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ごみを燃やす野焼きはダメで草刈りの場合はOK?理由を解説

ごみを燃やす野焼きはダメで草刈りの場合はOK ごみを野外で燃やす「野焼き」。野焼きは「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」によって禁止されています。しかし、一部例外として野焼きが認められているケースもあります。

例えば農業などを営む上で草刈りを行った後、刈り取った草を野焼きで処分することは認められています。草もごみなのになぜ燃やすことが許されているのかと疑問に思う人もいるかもしれません。

それは、野焼きをなぜ禁止にしているか考えると見えてきます。そもそも野焼きが禁止にされている大きな理由は、ごみを燃やす際に大量の煙や臭いなどが発生するからです。野焼きの煙や臭いが周辺にまん延すればさまざまな弊害が考えられます。

例えば周辺の住宅で干している洗濯物に煙の色や臭いがついてしまう可能性があります。戸や窓を閉め切っていても煙や臭いは入ってくるので、多くの住民に不快な思いをさせるでしょう。

また、野焼きの煙が大気汚染の原因になる恐れもあります。そして、ごみを野焼きすることにより有害な物質が発生する場合もあります。例えばプラスチックを燃やすとダイオキシンという有害物質が発生します。

野焼きの煙が大気汚染の原因になる恐れもあります 焼却施設などは超高温で焼却処理をしており、また専門的な設備を備えているためダイオキシンを発生させないような仕組みが整っています。しかし、野焼きでは火の温度が200~300℃にしかならないため、ダイオキシンが発生しやすいのです。

しかし、草刈りで発生したごみの素材は草です。燃やしても有害な物質が発生することはまずありません。また、農業での野焼きは病害虫の駆除を目的としている部分もあります。畑や田んぼの野焼きは昔から多くの農家で行われてきたものであり、農業の一環であるという見方があることも関係しています。

農業の一環であるという見方があることも関係しています このような観点から草刈りのごみは野焼きが認められていますが、どのようなことをしても許されるというわけではありません。
実際に煙が周囲に迷惑を及ぼしている場合は自治体から指導を受ける場合もあるので注意が必要です。